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人身事故を起こした場合に違反点数や罰金はどうなるの?

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物損事故は違反点数がつかない!人身事故は3つの責任に問われる

事故を起こしてしまうと、相手や自分の怪我、車の修理や建物等の修理代のことなどの心配や不安が絶えませんね。

また、同時に、免許停止になるのか?罰金や何か処罰を受けることになるのか?などの不安も抱くものです。

まず、物損と人身事故では大きく異なってきます。
物損事故の場合、免許の点数が引かれることはありません。
事故は起こしたものの、無事故無違反という扱いになるのです。

よって、違反点数もなく、罰金などの処罰はありません。

一方、人身事故は3つの責任が問われます。

刑事・行政・民事処分です。

どんな人身事故でも、必ず3つの責任が問われるわけではありません。
被害者の怪我の度合いや事故のケース、検事の判断によってどんな責任をおうかが決まってきます。

例えば、軽傷事故で被害者に過失がある場合には、一発免停となる6点を一気に引かれる可能性は少ないです。

刑事処分についても、被害者にも過失があり、軽症で済んだ場合などでは、罰金もなく責任を問われないケースがほとんどです。

では、どんな場合に刑事処分を受けるのか、どの程度の行政処分となるのかについて詳しく説明します。

人身事故でつく違反点数は?過去に違反があると軽微な事故でも免停に

加害者にとっては人身事故の特徴でもありますが、加害者側には違反点数がつきます。
行政処分に該当し、違反点数によっては一発で免停や免許取り消し処分になることも。

免許停止であれば一時的に運転ができなくなり(講習を受ければ期間が短縮します)、取り消しになれば、再度、免許を取り直すことになります。

事故の場合の違反点数の決め方については、まず基礎点数として安全運転義務違反の2点がつきます。

そこに加えて被害者の負傷程度、加害者の不注意の程度で付加される点数が決まります。

<違反点数の一覧>
加害者の不注意の程度(専らか専ら以外):点数:免取・免停
(専らとは、加害者の一方的な不注意で発生した事故の場合。専ら以外とは、被害者にも過失がある場合)

①死亡事故の場合
専ら:20点:免取
専ら以外:13点:免停(90日~)

②重症事故3ヶ月以上の後遺障害ありの場合
専ら:13点:免停(90日~)
専ら以外:9点:免停(60日~)

③重症事故30日以上3ヶ月未満の場合
専ら:9点:免停(60日~)
専ら以外:6点:免停(30日~)

④軽傷事故15日以上30日未満の場合
専ら:6点:免停(30日~)
専ら以外:4点:基礎点数が加えられ免停

⑤軽傷事故15日未満・建造物損壊事故の場合
専ら:3点:過去の違反点数次第で免停の可能性あり
専ら以外:2点: 過去の違反点数次第で免停の可能性あり

上記の通り、⑤軽傷事故15日未満の場合よりも被害者のけがの程度が重い場合には、基礎点数を加えると6点となるため免停になります。

ただし、15日未満の軽傷事故であっても安心はできません。
事故前3年間の間に違反点数があれば、事故の点数に累積されてしまい免停になることもあります。

例えば、事故をした2年前と3年前、1年に1回の割合でシートベルトや携帯電話違反で3点の違反があったとします。

起こした事故が軽傷で違反点数が4点だったとしても、過去の3点が加えられて合計7点となり、免停処分を受けることになるのです。
(注意:事故から遡って過去1年以上の間、無事故・無違反の場合や幾つかの条件の場合には点数はリセットされるため、事故の違反点数に加算されることはありません)

軽傷事故でも刑事処分を受けることがある

軽傷の事故の場合、ほとんどのケースでは刑事処罰を受けることはありません。
しかし、中には罰金刑程度の刑事上の責任を取らなくてはいけないケースも。

被害者の傷害が大きな場合も含めて、刑事処罰について説明します。

刑事処罰については、最終的には検事が決めることですので、あくまでも参考まとして確認してください。
どのような刑事処罰になるのかは、被害者の事故の度合いと免許の違反点数から以下のように目安をつけることができます。

<刑事処罰の一覧>
①危険運転以外で被害者が死亡した事故(点数が20点の場合)
7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金
(危険運転で死亡させた場合は、1年以上20年以下の懲役)
②治療期間3月以上の重傷事故・特定の後遺障害がある場合・点数が13点の場合
懲役刑・禁固刑又は罰金30万円~50万円
③治療期間30日以上3月未満の重傷事故(点数が9点の場合)
罰金30万~50万円
④治療期間15日以上、30日未満の軽傷事故(点数が6点の場合)
罰金刑20万~50万円
⑤治療期間15日以上、30日未満の軽傷事故(点数が4点の場合)
罰金20万~30万円
⑥治療期間15日未満の軽傷事故又は建造物損壊(点数3点の場合)
罰金15万~20万円
⑦治療期間15日未満の軽傷事故又は建造物損壊(点数が2点の場合)
罰金12万~15万円

なお、点数が2点〜4点の軽傷事故の場合は、実際には不起訴とされて罰金刑を受けずに済むことも多くあります。

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