慰謝料

事故の被害者になると慰謝料はいくらもらえるの?妥当な慰謝料は?もらえるものは少しでも多くもらう!

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人身事故では被害者だけでなく怪我をした加害者も慰謝料がもらえる!

交通事故で怪我をしたりすると、加害者被害者に関係なく慰謝料がもらえます。
被害者だけがもらえるもの!という認識を持った方も多いのですが、加害者ももらえるのです。

また、世間では、慰謝料という意味を間違えて捉えている方も多くいらっしゃいます。
例えば、損害賠償=慰謝料、というように・・・。
損害賠償とはイコールではありません。
慰謝料は損害賠償に含まれる1部のことで、「精神的損害」になります。

怪我をした際、入院または通院をすることになりますが、その日数に応じて基本的には支払われるものになります。

通院費や入院費、通院にかかった交通費などとは別のものです。

また、怪我で仕事を休んだ場合。
休んだ分として支払われるのは休業損害であり、慰謝料とは異なります。

慰謝料は、あくまでも損害賠償(損害)の中の一つであって、イコールではないことをまずは知識として知っておいてください。

そして、被害者だけでなく加害者ももらえるもの!ということ。

しっかりと通院して見合った慰謝料をもらおう

事故による怪我で通院(入院)となると、誰もが頭に浮かぶことがあります。
「慰謝料はいくらもらえるのだろうか・・・」
通院で通う期間や怪我の治療にかかった期間、損害額の合計、基準によっても変わるのですが、わかりやすい自賠責の基準で説明していきます。

ちなみに、損害額の合計(病院や整骨院などへの治療費、慰謝料、休業補償、その他)が120万円を超えない範囲であれば自賠責の基準で計算されます。

自賠責で入通院慰謝料として支払われる金額は1日4,200円。

4200円に次の条件に当てはめて①か②のどちらかと掛け算して慰謝料を出します。
条件:①と②を比較して少ない数
①入院していた期間+通院にかかった期間
②実際に病院に行った日数×2

例えば、
7月1日に事故に遭い、8月20日まで病院に通っていたとします。
その中で実際に病院に行った日数は15日。
①は51日となり、②は15日×2=30日。

条件に当てはめると、②の方が少ないので30日が採用されます。
30日に4,200円を掛けた金額が慰謝料です。

「30日×4200円=12万6000円」

ただし、どんな治療でも通院した日数が二倍にならない点は注意してください。
あんま・マッサージ・指圧師、はり、きゅうに関しては二倍されません。

慰謝料について知ると、通院期間を長くかけて、通院回数を増やせればそれだけ多く慰謝料がもらえる、高額なお金が手に入る、という考えを持つ方もいます。

もちろんそうなります。
本当に治療が必要なのに病院通いが面倒で最後まで通わずにやめてしまう方もいます。
見合った慰謝料が受け取れなくなってしまいます。

金額云々ではありませんが、事故にあわれ精神的な損害を受けたのですから、しっかりと通院して慰謝料を受け取ってください。

また、どんなに治療をしても障害として残ってしまう怪我を負うこともありますね。
代表的なものとしてはむち打ちです。

病院ではこれ以上治療を続けても治らないと判断されて治療は終了します。
そのため、障害が残ってしまうケースにおいては後遺障害認定を受けることができます。

そして、後遺障害認定を受けると別で後遺障害慰謝料を受け取れます。
後遺障害については、また別途詳しく説明しますが、通常の慰謝料も含め、もらえるものは少しでも多くもらえるように面倒と思わずに通院を続けましょう。

一方で、病院に通う目的をお金欲しさの方もいます。
治療する目的は怪我を治すため!です。

すでに治って整形外科からも治療を打ち切られたにも関わらず、お金目的で必要のない治療を接骨院で受けるなどする方もいます。

本当に必要ならそれは正しい行為ですが、目的がお金欲しさの場合は認められないこともあります。

なるべく慰謝料を多くもらいたい、というお気持ちもわかりますが、あくまで治療した後の結果論です。

少しくらい治療期間や通う日数を増やすくらいなら許されますが、やりすぎると痛い目にあうので気をつけてくださいね。

自賠責保険は怪我した人が被害者になる

ケガをした人場合、自賠責保険では事故の被害者、加害者に関わらず慰謝料をもらえるということは既に説明しましたが、注意することが1つ。

自賠責保険というのは、事故で怪我を負われた方を対象としています。
人身事故だけが対象ということになります。
ですから、事故の加害者として過失があっても自賠責保険を考えるうえでは関係はなく、自賠責保険では被害者となります。

つまり、事故の被害者であるにも関わらず、自賠責保険では加害者として扱われることもあります。
ちょっとややこしいですし、嫌な気分をするかもしれませんが事故においての加害者という意味ではありませんので気にしないでください。

また、怪我をした場合ならどんなケースでも対象となるわけではありません。
事故加害者についての話になりますが、自分に100%の過失がある場合には受け取ることができません。

ただし、任意保険は別です。
自分に100%の過失があっても怪我を負って入院や通院をした場合には慰謝料がもらえます。

例えば、赤信号で止まっている前の車に突っ込んでしまったケース。

突っ込んだ方が100%悪く、過失も100%になりますが、任意保険に入っていれば慰謝料的なもの(保険会社によって異なる)が受け取れます。

自賠責保険は使えませんが、もちろん、入院・通院費、休業損害、通院交通費なども受け取れます。

事故の加害者でも任意保険に入っていれば補償が受けられるので、怪我をした場合は安心して治療してください。

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